ラノベ作家を「目指す」俺が本気でバトルのワンシーン書いてやったぞｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

「ごふぅぅぅぅぅぅぅ！！！」
バキボキベキ、バキベッバリベキィィィ！！！
肋骨が折れるような音とともに主人公（名前検討中）の肋骨がたくさん折れるッ！
己の命を潰しにかかる姉（主人公の姉、密かに杉野（※後述）を恋い慕う）の容赦無い一撃を喰らい、痛みに顔を歪めながら吹き飛ばされる主人公。
「くそがっ、痛ぇっ！　肋骨が100本くらい折れたような気分だぜ！」

筆者の経験では、肋骨が100本も折れたら95％……いや、少なく見積もっても98.5％絶対死ぬ！
その観点から見ても、主人公がいかに人間離れしているかが窺えるだろう。そして姉も……これは正しく『化物同士の死闘』なのだ！！！

主人公と姉が激闘乱舞する一帯はさながら超局所的な超・超高気圧地帯の如くッ！
天災に逃げ惑う哀れ無力な動物たちのように、空気すらも暴風となって周囲へと追いやられるッッッ！！！
「ちくしょう、これじゃあまともに近づくことすら出来ねえ！」
杉野（主人公の友人、仮名、名前検討中）は彼らの『死闘“タタカ”い』を少し離れた場所で見守ることしか出来なかった……！
「ダメよっ！　これ以上あの二人に接近すれば鼻の先からちりめんじゃこになっちゃう！？」
ヒロイン1（密かに杉野に思いを寄せる女の子、名前検討中）は冷静に杉野を諭す。
そうでもしなければ杉野は今にでもちりめんじゃこなのだッ！！！
激痛を堪えるので精一杯の主人公、姉（主人公のお姉ちゃん）は冷徹な表情を眉一つ動かさず得意の爆速歩行で距離を詰めるッ……！
辺り一帯にソニックブームを巻き起こしながら、突進からの右拳を主人公へ繰り出す！
「私が楽しみにとっておいたプリン返せええええええええええええええええええ！！！」
それは優しさだった！　紛うことなき優しさ！！　慈悲と慈愛に満ちた優しき怒り！！！
「弟（主人公のこと）が自分のプリンを黙って食べたくらいで……厳し過ぎる！」
「お姉さんには優しさなんていう感情は微塵も無いわ、皆無の！」
姉はその拳に全てを込め、全身全霊の一撃で、その拳の一撃で全てを『終わらせに』かかった！！！
「ぐはぁっ！」
主人公の左頬にクリーンヒット！
「まだまだああああああああああああああああああああああ！！！」
すかさず連打を浴びせる姉ッッッ！！！
汚く鳴く烏の声が鼓膜を揺らし、潰れた雑草の青臭い汁が鼻を刺し、不味い血の味は口の中を潤し、拳を振り上げる鬼の姿は目を焦がし……。
主人公を、『生きている』と実感させたッッッ！！！！！！