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絶対に"統合失調症"の前でやってはいけないこと・・・
もしかしたらレスつかないかもしれなし、
板違いかもしれないけど、ちょっと書かせてください。
レスありがとう。
轢いたのは今からちょうど5年前になる。
俺は某私立大学の医学部に通っていた。
大学2年生から3年生に進級する春だった。
私立の医学部と言ったら金持ちの行くところ、
というイメージを持つ人が多いかもしれないが、確かに金持ちも多かった。
ブランドのバッグに解剖実習書を詰め込んでいるヤツもいた。
俺はというと、実家にあったダサいリュックを背負い、
ギアもない自転車をこいで大学に通っていた。その横をBMWとやらが通り抜けていく。
(くそ、俺も乗っけてくれ汗汗汗)
嫉妬やら羨望やらは無いといったら嘘になる……正直、嫉妬していた。
(くそ、なんで俺はこんなに貧乏なんだ。)ゼェゼェ
もともと俺には姉が2人いるが、その2人とも私立の文系学部に進学して
出費があったし(4年前の時点で2人とも働いていたが)、
俺の医学部進学は経済面で制約を受けていた。
高校の成績はまぁまぁ、
進路担当の先生からは「頑張り次第だが、不合格の可能性もあるんだからもうちょっと考えろ」
と現実的なことも言われていた。
しかし俺は医学部を諦めなかった。
滑り止め(と言っても行く気は無かった)私立になんとか引っかかった。
俺は浪人を親に申し出た。
しかし「来年合格する保証はないし、
せっかく合格させてもらえたんだから私立行きなさい、お金のことは大丈夫だから」
と、親に言われ、感謝しつつ大学生活を送っていた。
やはり生活が困窮することもしばしばあった。
医学書というものはとても高価で、1冊数万円するものも珍しくない。
その教科書を買うのにさえ苦労する俺を横目に、金持ちーズたちは相変わらず金持ちだった。
しかし金持ち-ズも性格は悪くなかったので、俺はコンプレックスを抱えながらも
楽しい大学生活を送っていた。
そんな大学生活の中、突然親から連絡があった。
「〇〇(俺の名前)、実は車が手に入りそうなんだけど、必要か?」
その車はカローラ、かなり古い年式だった。
カローラ購入当時は最新だったであろうカーナビの車載テレビも地デジ移行で砂嵐を写すのみで、
海沿いの道を走ればカーナビでは海の上を走っていた。
保険やら燃料費やらで生活を圧迫するのは分かっていたし、
かなり古い代物だったが、俺は「欲しい!」と即答した。
三行は無理かも知れないが頑張ってみるよ。
バイクに乗っている人も多かったが、事故が怖くて乗れなかった。
何より金持ちーズに対する嫉妬心があった。
(くくく、これで俺も金持ちーズと頭文字Dやってやるからな!俺の車、俺の車!)
なんて意味の分からぬ厨房っぽいことを思っていた。
金持ち-ズの外車とカローラなんて比べられるものではないが、
なんだが肩を並べたような気がして嬉しかったのだ。
俺はカローラに乗る日を待ち焦がれていた。
3秒はキツイw
せめて40秒で支度させてくれ。
春休みに俺はカロ(古いとは言っても車を手に入れたのが嬉しくてカロと名づけていたw)
を手に入れ、実家から大学へと帰る最中だった。
(半角カタカナだと漢字の「加」に見えますけどカタカナでカロです)
ネーミングセンスなくてサーセン。
なんてことを考えながら運転していた。
自宅まであと数分というところだった。
「(イニシャr)ディィィィーーーーーーー!」俺はとっさにブレーキを踏んだ。
ガシャン!!
間に合わなかった。
目に飛び込んできたのは自転車と、女子中学生だった。
俺「大丈夫ですか!?」
女子中学生に駆け寄る。
「へ?何があったんですか?!あなたは誰ですか!?」
俺「え、あぁ、私はあなたを轢いたんですか!?」
女子中学生「す……すみません!ボーとして走ってたら……。とにかくすみません!失礼します!」
俺「待って!あなたを轢きました?!轢きましたから!」
女子中学生「いえ、轢いていませんから!」
2人が言い合うことは意味を成さず、その事故を偶然目撃した友人が仲裁に入ってくれ、
事態は収束に向かった。
友人によると、物陰から女子中学生が突然飛び出し接触したが、
本当にかすった程度で自転車がバランスを崩したとのこと。
本当なら警察とか呼ぶべきなんだろうが、女子中学生が「いいですいいです!」と言うし、
幸いなことにたいした怪我も無さそうだった。
しかし念のために病院に行って検査を受けることを言って、俺の連絡先を中学生に渡して別れた。
桜が咲き始める季節だった。
「あっ!!!!!!」
振り返るとあの女子中学生が立っていた。コラコラ人を指差すんじゃないよ。
俺「あっ!!!」俺は駆け寄った。
女子中学生「ひっ!」 後ずさる。
俺「すまん、この前はごめんなさい、大丈夫だった?病院行って検査は受けた?」
相手が事故の相手、しかし中学生ということで敬語が入り混じった会話になった。
女子中学生「…はい、大丈夫です…」
俺「そうか、良かった。また何かあったら連絡ください、じゃあ。」
女子中学生「……」
さらに数日後、俺の携帯が鳴った。
俺「もしもし?」
「あの……私、事故に遭った〇〇ですケド。」
この時俺は、初めて女子中学生の名前と年齢を知った。中学2年生、ここでは雫としておく。
俺「あぁ、事故のときはごめんなさい。どうしたの?」
雫「もう大丈夫ですから……実は相談があって…」
俺「っえ……」
俺は慰謝料とか賠償金とか治療費とかの心配をした。
雫「……自転車の調子がおかしいんです。」
俺「へ?」
雫「自転車の調子がおかしいんです!」
(俺の使っていない自転車をあげれば解決じゃないか?カロが手に入ったし、
自転車はあれば便利だが、もう必需品ではないし……)
こちとら生活苦しいんだよ。新学年の教科書買わなきゃいけないんだよ。空気嫁!
俺「ま、まぁ、見てみてよ。気に入らなかったら別にいいからさ。」
その場は何とか言いくるめて、後日自転車を見に来るとのことになった。
雫は自転車を見るなり
雫「こんな自転車は嫌だ!せめて3段階のギアが欲しい」
俺(クソナマイキなガキめ。ギアなんて贅沢品なんだよ!)
俺「でもさ〜カゴも大きくて使いやすいんだよ」
雫「いやです」
俺「まだ新しいしさ〜」
雫「いやです」
俺「荷台もついてるよ?」
雫「いやです」
俺(クソナマイキなry))
しばらくそんな会話をしていると、雫の同級生らしき中学生が公園の近くを通っていった。
雫「この自転車で我慢する…」
俺「いいの?ありがとう〜」
雫「ただし1つ条件があります、アパートの駐輪場を貸してください」
俺「別にいいけど、中学校にも駐輪場があるでしょ?」
雫「駐輪場を貸してくれないなら自転車は弁償してください」
俺「分かった分かったよw」
俺は雫の言っている意味が分からなかった。自宅から中学校までは徒歩5〜6分かかる。
なぜわざわざうちの駐輪場に?
こんな漫画っつーか助平みたいな展開があるものなのかっ?!
カロ、お前はよくやったよ!やはりお前は俺の相棒だ!名誉の負傷だ!
なんて思った。
いや、思うのは俺だけではないはず。
雫は「じゃあ失礼します」と言って走り去っていった。
俺「気をつけてな〜飛び出すなよ〜」
俺は雫の背中に呼びかけた。返事は無かった。
大学に行くときはもう自転車が停まっていたし、
バイトを終えて帰宅すると自転車は無かった。
中学生と大学生って生活リズム違うんだな。
たま〜に会って俺が挨拶しても雫は無言だった。
あぁ〜カロ、お前は傷ついたかもしれないが、
あんな妄想していた俺も心が傷ついているよ。
そんな妄想をしてから、数ヶ月、7月だっただろうか、事件が起きた。
その日はバイトも無く、講義も早めに終わったのでいつもよりかなり早く帰宅できた。
(部屋の掃除でもするかな…)
しばらく部屋を掃除して、ゴミを捨てようと外に出ると自転車に乗ろうとしている雫に遭遇した。
雫「ひっ!!」
俺「何驚いてるのwここ俺の家なんだからw」
雫「すみません、では失礼します」
俺(相変わらず無愛想なガキだなオイ)
ガッシャーン!
ドサドサドサ!
カゴにいれてあるカバンから教科書やら筆箱やらが散乱した。
拾うのを手伝ったとき、ふと数学の教科書を見つけた。
俺(懐かしいなw そういえば俺、因数分解が苦手だったっけw)
教科書をパラパラめくる。
俺「……」
俺は驚愕した。そこに数学の面影は無く、ひたすら悪口が書かれていた。
バカ 死ね くさい キモい
映画やドラマでしか見たことが無いような文句が教科書のページを埋めていた。
しかも教科書もなんだかしわくちゃだった。まるでお茶をこぼしたように。
(イジメだ……)
本当に、こんなステレオタイプなイジメが存在するのかって思った。
俺が教科書を見つめているのに気づいた雫は、それを奪い逃げ去るように走っていった。
俺「待てよ!」
しかし俺の声は無視された。
自転車を譲るときも同級生と思われる中学生から隠れていた、
自宅の駐輪場を使わせて欲しかったのもきっとイジメ関係した理由があるのだろう……
俺は頭の中で雫のことをしばらく考えていた。
自宅に着くと、自転車の荷台に座っている雫を見つけた。
俺「うぉw!お前こんな時間になにやってるんだよw」
イジメのことを感じさせないよう、努めて明るい声を出したと思う。
俺「ん?」
雫「昨日見たものは忘れて。」
俺「……お前、いじめられてるのか?」
今思うと、あまりにストレートな言葉だったかもしれない。
雫は俺から目をそらし、地面を見つめた。言葉遣いがいつもと違っていた。
雫「別に…」
俺「何かあるんだったら、相談のろうか?」
雫「別に何もないって言ってるでしょっ!!!!!!」
ものすごい剣幕だった。
どこかで雫の声がこだましていた。
俺「……お茶でも飲んでいくか?」
雫「いやだ」
俺「じゃぁお茶をここに持ってきてやるから、ちょっと待ってろ。」
俺がお茶を持って戻ると雫の姿は無かった。
その日は平日で、中学校は通常授業だ。
俺は雫と話そうと決めていた。
そのためにバイトも昼間にして、雫の帰宅時間帯は自宅にいるようにした。
今思うとストーカーかもしれないが、自分の部屋にいて、
自分の家の駐輪場を見張っているのだから、何の問題も無い・・・・はず。
俺「よぉw この前はよくも帰りやがったなw」
雫「ひっ!!」
俺「今日はお茶用意しておいたぞw」
盆にお茶と菓子を載せて駐輪場に出て行った。
俺「まぁここでも良いから話していきな」
雫「……余計なことしないで」
俺「なんのことだ?俺は自転車の乗り心地を聞きたいだけだ。勘違いするなw」
雫「……」
いぶかしげな顔で俺を見ていた。
俺「とりあえず、立ち話もアレだ。それに俺は花粉症だからな、部屋に入りたい。
あがっていかないか?実は高級なヨウカンもらったんだがな、俺は甘いものが嫌いで食べる人を探しているんだ」
俺が甘いもの嫌いなのは事実だが、ヨウカンをもらったのは嘘だった。
この日のために買ってきたのだ。一番安いやつだが。
雫は警戒していたものの、ヨウカンの力があったからか、俺の優しさに触れたか知らないが、俺の部屋に入った。今思うと話し相手が欲しかったのかもしれない。
俺「どうだ、自転車の乗り心地は?なかなかいいだろ?」
雫「ギアがないから上り坂キツイ、乗り心地よくないし、
荷台付いている意味無い。まぁ我慢して乗ってる。っつーか弁償しろ」
俺「(ナマイキなガキめ)まぁそう言うなよw」
その日は本当に自転車の話しかせずに、雫は帰っていった。表情は硬く、
俺とも目を合わせようとしなかった。
俺は帰省せずに、自宅にいた。
ピンポーン
ドアを開けると雫が立っていた。
雫「ヨウカン食べに来た」
俺「おまwww」
雫「自転車我慢してやるから、ヨウカンくらいおごれw」
コイツ、いつからこんなキャラになったんだ?めちゃくちゃナマイキじゃねーかっ!
しかし、何があったのか知らないが以前より格段に明るいし、俺の目を見て話してくれる。
俺「しかたねーな。上がっていきな」
前回はそそくさ帰ってしまった雫だったが、今回は俺の部屋を見て歓声をあげた。
雫「るろうに剣心っ!!」
俺「なんだお前知ってるのかw?」
雫「蒼紫様かっこいいよ蒼紫……ハァハァ」
俺でさえちょっと世代遅れのマンガを中学生が知っているとに驚いた。
雫はるろ剣を5巻まで読み、帰っていった。
俺もバイトがあって、雫の下校時間にいつもいるとは限らないが、
そんな時は雫は諦めて帰るだけであった。
「ヨウカンくれ」(20%)
「るろ剣読みに来た」(40%)
「腹減った、なんかくれ」(30%)
「おい、ポストに郵便物たまってるぞ」(1%)
だいたいこんな用件だった。
こういうイジメは保護者とか教師が協力して解決していくものだと分かっていたし、
俺が出る幕ではなかったかもしれない。
雫との関係が壊れるのを恐れていたのかもしれない。
ただ俺は雫が心配だった。
雫「……やめて」
俺「目をそむけていたら何にも解決しないんだぞ?何かあるなら話してみろ。」
雫「今日は帰る」
俺「そうか、またいつでもるろ剣読みに来いよ」

【笑ったら心臓麻痺】デスノートコラクッソわろたwwwwwこれはやっぱレジェンドだわ・・・・
でも完全部外者の俺に何ができるんだ?
自問自答し、悶々とした日々が過ぎた。
雫はそれ以降遊びに来なくなった。
なんだか寂しかった。
んだけど、明日仕事あるんで、いったん切ります。
明日の午後には全部投下する予定です。
読んでくれているみなさん、申し訳ありません。
そしてありがとうございます。
すると駐輪場に人がいる気配がして、雫かと思って外に出て行った。
するとそこには見知らぬ中学生が2人、雫の(もともとは俺の)自転車のタイヤに画鋲を刺していた。
中学生「……」
俺「帰りな、二度とこんなことすんなよ。もう一回やったら許さんからな。」
軽い説教して2人は帰した。
2人の中学生はいかにも真面目そうで、イジメとは無縁に見えたがどうなのだろうか。
これが群集心理(?)というものなのか、何とも恐ろしいものだ。
タイヤの画鋲を抜き取り、俺は雫を待った。
雫「あ……」
俺「よう、自転車パンクしてたぞw お前気づかずに乗ってのかw」
雫「え……」
俺「お前、家どこだ?送ってってやるよ」
この頃、雫は憎まれ口こそ叩くものの、俺に対しては素直で心を開いてくれるようになっていた。
学校関係以外の話題に限定されたいたが。
俺はカロに雫を乗せ、送っていった。
俺「お前、パンクしてることくらい気づけよw」
雫「……」
雫は終始無言だった。
俺は家の前で雫を降ろして走り去るはずだったんだが、
そこで雫母と遭遇した。
雫母「(車から降りてくる雫を見て)雫!?ちょっと何やってるの?どちらさまですか!?」
俺「え……え〜っと汗汗汗」アタフタアタフタ
いや、つーか事故あったの3ヶ月以上前だぞ、これどーするんだよ、
援助交際と間違われてるのか?でもまだ明るいよ!お母さん、勘違いしないで!
雫「違うの、私が家庭教師をお願いしてたの。秘密にしていてごめんなさい。
俺先生は〇〇大学の方で、私が無理を言って先生のおうちで勉強を教わっていたんだけど、
自転車が壊れて送ってもらったの。」
雫、お前マジGJ
どうやら事故のことは親に言ってないし、病院にも行ってないらしい。その日はそれで別れた。
母親は俺のことを胡散臭そうに見つめ
「そうなんですか……あ、ありがとうございました」とだけ言った。
その場は何とか言い逃れたものの、これで雫に会うのも最後かな、と思った。
雫が自宅にやってきた。
雫「腹減った、なんかくれ」
俺「おまww」
いつもの流れである。
俺「この前は助かったわ。ありがとう。」
雫「お礼言うの、私だし。あの自転車、自然にパンクしたんじゃないでしょ?」
俺「……」
雫「分かってたんだ、ただ俺さんの優しさが嬉しくってさ、少し甘えちゃったよ」
俺「学校、どうなんだ?」
また辛いことをえぐるようなことを言ってしまった。
雫「いじめられてるよ。どうしてかな、私ってみんなと違うのかな…?どうしてかな…」
雫の目には涙があった。
雫の家庭は母子家庭で、けっこう切り詰めて暮らしていたそうだ。しかし学校は人並みに通えていた。
ある時、担任教師が生徒の名前と保護者の名前が載った名簿を教卓の上に置きっぱなしにしてしまったらしい。
それを見た男子生徒が……とまぁここからは事実無根の噂が広がり、イジメがエスカレートしていったわけだ。
雫「お母さんは私のために一生懸命働いている、だから私も頑張らなきゃいけない」
ナマイキだったガキは、健気な少女へと爆誕を遂げた。
俺「辛いときはここに来い。何でも聞いてやる。」
俺は同じ言葉を繰り返すのみだった。テラヘタレ。
勇者なら学校乗り込むかもな。俺は勇者でもなんでもなかった。
同じアパートに住む大学生友達からは「えんこう?ww」って冷やかされたが、
「家庭教師のバイト」と言っておいた。
どう見ても言い訳にしか聞こえなかっただろう。
雫は「教科書読みにくいけど、教えてくれw」と言って、イジメをものともせずに学んでいた。
以前より雫は強くなっていた。
雫は俺に心を開いてくれているようだった。「この悪口、テラ幼稚ww」といって
イジメをネタに2人で盛り上がったりした。
単に強がっていたのだろうか…?
俺のカロに雫を乗せて出かけたりしたら喜ぶかな〜……とか思ったけど、
なぜかそこまでしたらいけない気がして、本当に家庭教師と話し相手で終わっていた。
俺「今は病理学とか薬理学だな」
雫「ビョウリガク…?ヤクリガク…?ナニソレ?」
俺「教科書見せてやるよ」
教科書を机に置いてそれを眺める雫だったが、次の瞬間、お茶を机にぶちまけた。
俺&雫「くぁwせdrftgyふじこlp!!!!」
俺は貧乏だったから書籍は極力丁寧に扱っていたから、ショックだった。
雫「……ごめんなさい」
俺「(あーぁ、こんなにしちまって)まぁ仕方ねーな。お前の教科書と一緒だなw」
雫「wwww」
こんな感じで、雫と俺は仲良くなっていた。
雫は俯いたまま、黙っている。
雫母「先生、ちょっとお話したいことがあるのですがお時間よろしいですか?」
雫母「あの……いつもタダで教えていただいては恐縮ですし、
先生にもお邪魔でしょうし、もう家庭教師は辞めさせようと思っています」
俺「はぃ……(そりゃそうだろうな、俺から雫を遠ざけたいよな。)」
雫母「今までありがとうございました。」
雫「待って!家庭教師だけじゃないの!
でもね、先生と一緒にいるのってとても楽しい。だから辞めさせないで、お願い!」
しかしこの言葉に俺は不覚にも目頭が熱くなった。
母親は「やはり……(交際してるのね)フムフム」みたいな顔を俺にむけている。
俺を軽蔑するような目をしていた。いや、違うんですケド…。
雫が語り始めた、もう真実を言うしかなかった。
うぬぼれるわけではないが、言わなければ俺とは会えなくなるからだ。
雫母は驚きを隠せなかったようだが、イジメに耐えていた雫と、それに気づけなかった自分に涙していた。
そして「先生、これからもよろしくお願いします」
と言って頭を深々と下げた。
雫はイジメに関して多くを語らなかったが、イジメを行う生徒と向かい合って話し、自らの力でイジメを終息させたらしい。
イジメを自分で終息させるってすごくね?
そう思っていたが、雫は相変わらず「腹減った」と自宅へ来て、お菓子を貪って帰っていった。
たまに夕飯作ってくれたりした、料理下手だが。
激安ではあった(時給300円くらいw)が、もともと謝礼なんてあてにしていなかったので気持ちが嬉しかった。
しかしその謝礼もお菓子となって雫の胃袋へ落ちていった。
むしろ赤字。
雫は、母親のことが苦手とかそういうわけではないが、
母親の前ではどこか緊張してしまうようだった。
雫母も俺を信用してくれているようで、俺の家で指導を続けた。
雫「先生、私、最後の半年間はとっても楽しかった」
俺「(最後の半年ってのが寂しいが)そりゃあよかったな、卒業おめでとう」
雫「先生がいなかったらイジメを止める勇気もなかった、自殺も考えてた。
先生には感謝してる。」
俺「そうか」
俺は卒業のプレゼントとして花束を用意していた。
雫「ナンダコレw」
俺「まぁ受け取れ、元気でやれよ」
俺に下心が無いといったら嘘だった。
高校では吹奏楽部に入部し、楽しく生活していた。
部活が忙しい上に、雫の家から高校への通学路から俺のアパートが外れていて、
我が家を訪ねてくることもめっきり減った。
それでもたまに「腹減った」はあったし、テスト前などに勉強を見てやった。
勉強はよくできたし、要領も良かった。
たまに夕飯作ってくれるのは変わらないが、部屋の掃除とかまでやるようになった。
「先生には勉強タダで教えてもらってるからね!」と言っていた。
この頃、雫は女性らしくなっていった。化粧もするし、胸も出てきていた。
俺は雫のことを女性として認識するようになってしまっていたのである。
なんで女子高生が俺の家で菓子食ってんの?何で?
これ、何なの?家庭教師系とかエロくないか?
なんて意味も分からずパニクってしまうことがあった。
俺「お前、大学どうんの?」
雫「行かない、就職する」
俺「母親とは相談したのか?」
雫「してない。だって私の人生だもん、だいたいお金ないし、お母さん助けたいし。」
俺「でもなぁ、云々かんぬん(←俺が若者だったら絶対にUZEEEEE!って思う内容)」
雫「うるさいなぁ、私の勝手でしょ!もう勉強は高校までで良いよ!」
俺「云々かんぬん(←俺が若者だっ以下略)」
雫「私立大学行ってるお坊ちゃまに、私の気持ちなんか分からないよ!もう帰る!」
雫を誘って海に行った。もう冬だから誰もいなかった。しかも寒かった。
そこで何を話したかはよく覚えていない。緊張していた。
女性をどこかに連れて行くなんてことしたこと無いし、恋人なんて高2以来いないし。
とにかく人生やら、勉強やらのことを話し、結局ヘタレな俺は
「雫の好きにすれば良い、ただ後悔だけはするな」ということを言ったと思う。
助けてやりたかったが、ただの学生に何かできるわけではない。
雫は大学進学と就職で悩んでいるようだった。
親としては多少苦しくても進学してほしい、じっくり話し合うつもりだ、と言っていた。
俺は「雫はお母さんの気持ちも、自分自身の気持ちも十分分かっている。結論をだしたら反対しないでやってください」とだけ言った。
雫はその後も勉強を教わりに来たが、それも高3の6月を最後になった。
俺(そう言えば雫も卒業だな。結局就職したのかな……家に行ったら迷惑かな)
と思っていたら、ピンポンが鳴って雫が訪ねてきた。
久しぶりにあった雫はもう随分大人びて、綺麗な女性になっていた。
カロの前に飛び出してきた中学生の姿はもうない。
雫「そうなんだ。でね、私、やっぱり就職することにした」
俺「……そうか、お前が出した結論なんだな、よく頑張ったな」
雫「へへ、何?褒めてくれるの?」
俺「あぁ」
雫「実はね、先生、けっこう前だけど、就職決まったよ。」
俺「そうか、そりゃぁおめでとう、悪いが今回は花束はないが」
雫「www でね、私、この街出ていくことになった。お母さんは心配だけど、
ちょっと都会にも行ってみたいし、地元は就職口少なかったし。でも最終的には地元戻ってくるつもり」
俺「そうか、元気でな」
雫「うん……」
しばしの沈黙
俺は焦るというか、悲しむというか、そんな気持ちを抱いた。
俺「なぁ雫…結婚しないか?」
雫「え……?」
俺「結婚しないか?」
雫「けっこん?」
俺「あぁ」
俺「あぁ、そうだ」
雫「キスもしたことないのに?w」
俺「じゃあ今からしよう」
雫「私に彼氏がいたらどうすんの?w」
俺「お前がそういうことを言う場合、おそらく彼氏はいない」
雫「うざwそういう理屈っぽいところ嫌い」
俺「じゃあ理屈抜きで結婚しよう」
雫「少しは考えてものを言えw」
しばしの沈黙
俺「結婚しよう」
雫「ちょっと黙っただけじゃねぇかw」
俺「結 婚 し よ う」
雫「言い方の問題じゃねーよw」
雫「考えておくwまた明日来る」
ただ雫と一緒にいたい=結婚だ!というおそろしく短絡的で直感的な結論に至った。
雫も冗談だと思ったかもしれないが、俺は本気だった。
雫「……昨日のアレ、本気なの?」
俺「あぁ」
しばしの沈黙
俺は雫をそっと抱いた。泣いているようだった。
始めて雫をこんなに間近で見る。良い匂いが漂う。頭を撫でた。
雫は俺の胸に顔を押し付けた。
雫がそっと抱き返してきた。俺たちはそのまま抱き合っていた。
雫「うん」
俺「ずっと一緒にいよう」
雫「うん」
俺「一緒に幸せになろう」
雫「…うん」
俺「毎朝味噌汁作ってくれ」
雫「うん」
俺「一緒の墓に入ろう」
雫「土葬?火葬?」
俺「…そこか」
雫「うん」
こんな意味不明な会話を交わし、俺たちは初めてキスした。
しかし2人で冷静に考え、結婚は早すぎるということで付き合うことになった。
雫母は「やっぱりあなたたち最初から……?ニヤリ」みたいなことを言ってたが、快諾してくれた。
すみません、本当に最初は違うんですケド。
俺の両親も「はやく孫が見たいわ〜」と言っていた。
雫「始めまして、雫です。俺さんとお付き合いさせて頂いております。以下略」
俺父「いや、こんな俺ですけどね、よろしくお願いします」
俺母「理屈ばっかり言う子ですが、イラついたときは遠慮なく……」
俺「おいおい……」
雫「はい、ぶっ殺しちゃいますw」
雫以外「え……」
雫「(俺のほうを見て)土葬がいい?火葬がいい?」
俺「wwww」
雫「お義母さんは、どんな味噌汁作るんですか?」
俺「wwww」
両親「?????」
ついこの間、カロを買い替え、新車で役所に行って入籍してきました。2人が事故を起こした日に。
カロにはもちろんペダルの跡。2人が出会った瞬間が刻まれています。この傷と俺たちは並んで写真を撮りました。
人と人が出会った瞬間が今も残っていることが、なんだかとても珍しい気がしたので。
でも出会った時はただの他人だったんです。そこでその瞬間と決別して、他人じゃなくて夫婦になりたいねってことで納車と入籍の日を合わせたわけです。
カロとの別れは惜しかったけど、新しい車と共に夫婦はスタートしました。
「どうせ釣りだろ、乙」っていう人もいるかもしれません、各自で判断してください。
人生本当に何があるか分からない。人身事故だって出会いになるんですよ。
みなさんも普段の生活の中に、「何か」があるかもしれません。
事故はよくないけど。
長文乱文にも関わらず読んでいただいてありがとうございました。
完全に自己満足です。
文才がなく、読み苦しい部分も多くあったと思いますが、
最後まで読んでくださったみなさまに心より感謝いたします。
楽しめた。
マジなら雫大事にしてやれ。

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