なろう作家「胎児よ胎児よ何故躍る母親の心がわかっておそろしいのか」

スポンサードリンク
スポンサードリンク

なろう作家「胎児よ胎児よ何故躍る母親の心がわかっておそろしいのか」

10

1: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:45:55.87 ID:ID:c44X1jAo0.net
…………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………。
 私がウスウスと眼を覚ました時、こうした蜜蜂みつばちの唸うなるような音は、まだ、その弾力の深い余韻を、私の耳の穴の中にハッキリと引き残していた。
 それをジッと聞いているうちに……今は真夜中だな……と直覚した。そうしてどこか近くでボンボン時計が鳴っているんだな……と思い思い、
又もウトウトしているうちに、その蜜蜂のうなりのような余韻は、いつとなく次々に消え薄れて行って、そこいら中がヒッソリと静まり返ってしまった。
 私はフッと眼を開いた。
 かなり高い、白ペンキ塗の天井裏から、薄白い塵埃ほこりに蔽おおわれた裸の電球がタッタ一つブラ下がっている。その赤黄色く光る硝子球ガラスだまの横腹に、
大きな蠅はえが一匹とまっていて、死んだように凝然じっとしている。その真下の固い、冷めたい人造石の床の上に、私は大の字型なりに長くなって寝ているようである。
 ……おかしいな…………。
 私は大の字型なりに凝然じっとしたまま、瞼まぶたを一パイに見開いた。そうして眼の球たまだけをグルリグルリと上下左右に廻転さしてみた。
 青黒い混凝土コンクリートの壁で囲まれた二間けん四方ばかりの部屋である。
 




引用元: ・なろう作家「胎児よ胎児よ何故躍る母親の心がわかっておそろしいのか」


3: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:46:39.00 ID:ID:c44X1jAo0.net
その三方の壁に、黒い鉄格子と、鉄網かなあみで二重に張り詰めた、大きな縦長い磨硝子すりガラスの窓が一つ宛ずつ、都合三つ取付けられている、トテも要心ようじん堅固に構えた部屋の感じである。
 窓の無い側の壁の附け根には、やはり岩乗がんじょうな鉄の寝台が一個、入口の方向を枕にして横たえてあるが、その上の真白な寝具が、キチンと敷き展ならべたままになっているところを見ると、まだ誰も寝たことがないらしい。
 ……おかしいぞ…………。
 私は少し頭を持ち上げて、自分の身体からだを見廻わしてみた。
 白い、新しいゴワゴワした木綿の着物が二枚重ねて着せてあって、短かいガーゼの帯が一本、胸高に結んである。そこから丸々と肥ふとって突き出ている四本の手足は、全体にドス黒く、垢だらけになっている……そのキタナラシサ……。
 ……いよいよおかしい……。
 怖こわ怖ごわ右手めてをあげて、自分の顔を撫なでまわしてみた。
 ……鼻が尖とんがって……眼が落ち窪くぼんで……頭髪あたまが蓬々ぼうぼうと乱れて……顎鬚あごひげがモジャモジャと延びて……。
 ……私はガバと跳ね起きた。
 モウ一度、顔を撫でまわしてみた。
 そこいらをキョロキョロと見廻わした。
 ……誰だろう……俺はコンナ人間を知らない……。
 胸の動悸がみるみる高まった。早鐘を撞つくように乱れ撃ち初めた……呼吸が、それに連れて荒くなった。やがて死ぬかと思うほど喘あえぎ出した。……かと思うと又、ヒッソリと静まって来た。
 ……こんな不思議なことがあろうか……。
 ……自分で自分を忘れてしまっている……。
 ……いくら考えても、どこの何者だか思い出せない。……自分の過去の思い出としては、たった今聞いたブウ――ンンンというボンボン時計の音がタッタ一つ、記憶に残っている。……ソレッ切りである……。
 ……それでいて気は慥たしかである。森閑しんかんとした暗黒が、部屋の外を取巻いて、どこまでもどこまでも続き広がっていることがハッキリと感じられる……。
 ……夢ではない……たしかに夢では…………。
 私は飛び上った。
 ……窓の前に駈け寄って、磨硝子の平面を覗いた。そこに映った自分の容貌かおかたちを見て、何かの記憶を喚よび起そうとした。……しかし、それは何にもならなかった。磨硝子の表面には、髪の毛のモジャモジャした悪鬼のような、私自身の影法師しか映らなかった。
 私は身を飜ひるがえして寝台の枕元に在る入口の扉ドアに駈け寄った。鍵穴だけがポツンと開いている真鍮しんちゅうの金具に顔を近付けた。けれどもその金具の表面は、私の顔を写さなかった。只、黄色い薄暗い光りを反射するばかりであった。
 ……寝台の脚を探しまわった。寝具を引っくり返してみた。着ている着物までも帯を解いて裏返して見たけれども、私の名前は愚おろか、頭文字らしいものすら発見し得なかった。
 私は呆然となった。私は依然として未知の世界に居る未知の私であった。私自身にも誰だかわからない私であった。
 




5: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:47:06.78 ID:ID:c44X1jAo0.net
こう考えているうちに、私は、帯を引きずったまま、無限の空間を、ス――ッと垂直に、どこへか落ちて行くような気がしはじめた。臓腑はらわたの底から湧き出して来る戦慄せんりつと共に、我を忘れて大声をあげた。
 それは金属性を帯びた、突拍子とっぴょうしもない甲高かんだかい声であった……が……その声は私に、過去の何事かを思い出させる間もないうちに、四方のコンクリート壁に吸い込まれて、消え失せてしまった。
 又叫んだ。……けれども矢張やはり無駄であった。その声が一しきり烈はげしく波動して、渦巻いて、消え去ったあとには、四つの壁と、三つの窓と、一つの扉が、いよいよ厳粛に静まり返っているばかりである。
 又叫ぼうとした。……けれどもその声は、まだ声にならないうちに、咽喉のどの奥の方へ引返してしまった。叫ぶたんびに深まって行く静寂の恐ろしさ……。
 奥歯がガチガチと音を立てはじめた。膝頭ひざがしらが自然とガクガクし出した。それでも自分自身が何者であったかを思い出し得ない……その息苦しさ。
 私は、いつの間にか喘あえぎ初めていた。叫ぼうにも叫ばれず、出ようにも出られぬ恐怖に包まれて、部屋の中央まんなかに棒立ちになったまま喘いでいた。
 ……ここは監獄か……精神病院か……。
 そう思えば思うほど高まる呼吸の音が、凩こがらしのように深夜の四壁に反響するのを聞いていた。
 そのうちに私は気が遠くなって来た。眼の前がズウ――と真暗くなって来た。そうして棒のように強直ごうちょくした全身に、生汗をビッショリと流したまま仰向あおむけ様ざまにスト――ンと、倒れそうになったので、吾知らず観念の眼を閉じた……と思ったが……又、ハッと機械のように足を踏み直した。両眼をカッと見開いて、寝台の向側の混凝土コンクリート壁を凝視した。
 その混凝土壁の向側から、奇妙な声が聞えて来たからであった。
 ……それは確かに若い女の声と思われた。けれども、その音調はトテも人間の肉声とは思えないほど嗄しゃがれてしまって、ただ、底悲しい、痛々しい響ひびきばかりが、混凝土の壁を透して来るのであった。
「……お兄さま。お兄さま。お兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さま。……モウ一度……今のお声を……聞かしてエ――ッ…………」
 私は愕然がくぜんとして縮み上った。思わずモウ一度、背後うしろを振り返った。この部屋の中に、私以外の人間が一人も居ない事を承知し抜いていながら……それから又も、その女の声を滲しみ透して来る、コンクリート壁の一部分を、穴のあく程、凝視した。
「……お兄さまお兄さまお兄さまお兄さまお兄さま……お隣りのお部屋に居らっしゃるお兄様……あたしです。妾あたしです。お兄様の許嫁いいなずけだった……貴方あなたの未来の妻でした妾……あたしです。あたしです。どうぞ……どうぞ今のお声をモウ一度聞かして……聞かして頂戴……聞かして……聞かしてエ――ッ……お兄様お兄様お兄様お兄様……おにいさまア――ッ……」
 私は眼瞼まぶたが痛くなるほど両眼を見開いた。唇をアングリと開いた。その声に吸い付けられるようにヒョロヒョロと二三歩前に出た。そうして両手で下腹をシッカリと押え付けた。そのまま一心に混凝土コンクリートの壁を白眼にらみ付けた。
 それは聞いている者の心臓を虚空に吊るし上げる程のモノスゴイ純情の叫びであった。臓腑をドン底まで凍らせずには措おかないくらいタマラナイ絶体絶命の声であった。……いつから私を呼び初めたかわからぬ……そうしてこれから先、何千年、何万年、呼び続けるかわからない真剣な、深い怨うらみの声であった。それが深夜の混凝土壁の向うから私? を呼びかけているのであった。




7: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:47:59.87 ID:ID:c44X1jAo0.net
「……お兄さま……お兄さまお兄さまお兄さま。なぜ……なぜ返事をして下さらないのですか。あたしです、あたしです、あたしですあたしです。お兄さまはお忘れになったのですか。妾あたしですよ。あたしですよ。お兄様の許嫁いいなずけだった……妾……妾をお忘れになったのですか。
……妾はお兄様と御一緒になる前の晩に……結婚式を挙げる前の晩の真夜中に、お兄様のお手にかかって死んでしまったのです。……それがチャント生き返って……お墓の中から生き返ってここに居るのですよ。
幽霊でも何でもありませんよ……お兄さまお兄さまお兄さまお兄さま。……ナゼ返事をして下さらないのですか……お兄様はあの時の事をお忘れになったのですか……」
 私はヨロヨロと背後うしろに蹌踉よろめいた。モウ一度眼を皿のようにしてその声の聞こえて来る方向を凝視した……。
 ……何という奇怪な言葉だ。
 ……壁の向うの少女は私を知っている。私の許嫁だと云っている。……しかも私と結婚式を挙げる前の晩に、私の手にかかって殺された……そうして又、生き返った女だと自分自身で云っている。
そうして私と壁一重ひとえを隔てた向うの部屋に閉とじ籠こめられたまま、ああして夜となく、昼となく、私を呼びかけているらしい。想像も及ばない怪奇な事実を叫びつづけながら、私の過去の記憶を喚び起すべく、死物狂しにものぐるいに努力し続けているらしい。
 ……キチガイだろうか。
 ……本気だろうか。
 いやいや。キチガイだキチガイだ……そんな馬鹿な……不思議な事が……アハハハ……。
 私は思わず笑いかけたが、その笑いは私の顔面筋肉に凍り付いたまま動かなくなった。……又も一層悲痛な、深刻な声が、混凝土の壁を貫いて来たのだ。
笑うにも笑えない……たしかに私を私と知っている確信にみちみちた……真剣な……悽愴せいそうとした……。
「……お兄さまお兄さまお兄さま。何故なぜ、御返事をなさらないのですか。妾がこんなに苦しんでいるのに……タッタ一言……タッタ一言……御返事を……」
「……………………」
「……タッタ一言……タッタ一言……御返事をして下されば……いいのです。……そうすればこの病院のお医者様に、妾がキチガイでない事が……わかるのです。
そうして……お兄様も妾の声が、おわかりになるようになった事が、院長さんにわかって……御一緒に退院出来るのに………お兄様お兄様お兄様お兄さま……何故……御返事をして下さらないのですか……」
「……………………」
「……妾の苦しみが、おわかりにならないのですか……毎日毎日……毎夜毎夜、こうしてお呼びしている声が、お兄様のお耳に這入はいらないのですか……ああ……お兄様お兄様お兄様お兄様……あんまりです、あんまりですあんまりです……あ……あ……あたしは……声がもう……」
 そう云ううちに壁の向側から、モウ一つ別の新しい物音が聞え初めた。それは平手か、コブシかわからないが、とにかく生身なまみの柔らかい手で、コンクリートの壁をポトポトとたたく音であった。
皮膚が破れ、肉が裂けても構わない意気組で叩き続ける弱々しい女の手の音であった。私はその壁の向うに飛び散り、粘り付いているであろう血の痕跡あとを想像しながら、なおも一心に眼を瞠みはり、奥歯を噛み締めていた。
「……お兄様お兄様お兄様お兄様……お兄様のお手にかかって死んだあたしです。そうして生き返っている妾です。お兄様よりほかにお便たよりする方は一人もない可哀想な妹です。一人ポッチでここに居る……お兄様は妾をお忘れになったのですか……」
「お兄様もおんなじです。世界中にタッタ二人の妾たちがここに居るのです。そうして他人ひとからキチガイと思われて、この病院に離れ離れになって閉じ籠められているのです」
「……………………」
「お兄様が返事をして下されば……妾の云う事がホントの事になるのです。妾を思い出して下されば、妾も……お兄様も、精神病患者でない事がわかるのです……
タッタ一言……タッタ一コト……御返事をして下されば……モヨコと……妾の名前を呼んで下されば……ああ……お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様……ああ……妾は、もう声が……眼が……眼が暗くなって……」
 私は思わず寝台の上に飛乗った。その声のあたりと思われる青黒い混凝土コンクリート壁に縋すがり付いた。すぐにも返事をしてやりたい……少女の苦しみを助けてやりたい……
そうして私自身がどこの何者かという事実を一刻も早く確かめたいという、タマラナイ衝動に駆られてそうしたのであった。……が……又グット唾液つばを嚥のんで思い止とどまった。
 




8: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:48:58.62 ID:zhor1WHY0.net
ドグラマグラすこ




10: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:49:08.08 ID:cc+Ck+nsM.net
ビュッ




11: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:49:56.85 ID:CBLDqx9Ta.net
モヨコ可愛すぎる




12: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:50:06.61 ID:ID:c44X1jAo0.net
ソロソロと寝台の上から辷すべり降りた。その壁の一点を凝視したまま、出来るだけその声から遠ざかるべく、正反対の位置に在る窓の処までジリジリと後退あとしざりをして来た。
 ……私は返事が出来なかったのだ。否……返事をしてはいけなかったのだ。
 私は彼女が私の妻なのかどうか全然知らない人間ではないか。あれ程に深刻な、痛々しい彼女の純情の叫び声を聞きながらその顔すらも思い出し得ない私ではないか。
自分の過去の真実の記憶として喚び起し得るものはタッタ今聞いた……ブウウン……ンンン……という時計の音一つしか無いという世にも不可思議な痴呆患者の私ではないか。
 その私が、どうして彼女の夫おっととして返事してやる事が出来よう。たとい返事をしてやったお蔭かげで、私の自由が得られるような事があったとしても、
その時に私のホントウの氏素性うじすじょうや、間違いのない本名が聞かれるかどうか、わかったものではないではないか。
……彼女が果して正気なのか、それとも精神病患者なのかすら、判断する根拠を持たない私ではないか……。そればかりじゃない。
 万一、彼女が正真正銘の精神病患者で、彼女のモノスゴイ呼びかけの相手が、彼女の深刻な幻覚そのものに外ほかならないとしたら、
どうであろう。私がウッカリ返事でもしようものなら、それが大変な間違いの原因もとにならないとは限らないではないか。
……まして彼女が呼びかけている人間が、たしかにこの世に現在している人間で、しかも、それが私以外の人間であったとしたらどうであろう。私は自分の軽率かるはずみから、
他人の妻を横奪よこどりした事になるではないか。他人の恋人を冒涜ぼうとくした事になるではないか……といったような不安と恐怖に、
次から次に襲われながら、くり返しくり返し唾液つばを嚥のみ込んで、両手をシッカリと握り締めているうちにも、
彼女の叫び声は引っ切りなしに壁を貫いて、私の真正面から襲いかかって来るのであった。
「お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様。あんまりですあんまりですあんまりですあんまりですあんまりです……」
 そのかよわい……痛々しい、幽霊じみた、限りない純情の怨みの叫び……。
 私は頭髪かみを両手で引掴んだ。長く伸びた十本の爪つめで、血の出るほど掻きまわした。
「……お兄さまお兄さまお兄さま。妾は貴方あなたのものです。貴方のものです。早く……早く、お兄様の手に抱き取って……」
 私は掌てのひらで顔を烈しくコスリまわした。
 ……違う違う……違います違います。貴女あなたは思い違いをしているのです。僕は貴女を知らないのです……。
 ……とモウすこしで叫びかけるところであったが、又ハッと口を噤つぐんだ。そうした事実すらハッキリと断言出来ない今の私……
自分の過去を全然知らない……彼女の言葉を否定する材料を一つも持たない……
親兄弟や生れ故郷は勿論の事……自分が豚だったか人間だったかすら、今の今まで知らずにいた私……。
 私は拳骨げんこつを固めて、耳の後部うしろの骨をコツンコツンとたたいた。けれどもそこからは何の記憶も浮び出て来なかった。
 それでも彼女の声は絶えなかった。息も切れ切れに……殆ど聞き取る事が出来ないくらい悲痛に深刻に高潮して行った。
「……お兄さま……おにいさま……どうぞ……どうぞあたしを……助けて……助けて……ああ……」
 私はその声に追立てられるように今一度、四方の壁と、窓と、扉ドアを見まわした。駈け出しかけて又、立止まった。
 ……何にも聞えない処へ逃げて行きたい……。
 と思ううちに、全身がゾーッと粟立あわだって来た。
 入口の扉ドアに走り寄って、鉄かと思われるほど岩乗がんじょうな、青塗の板の平面に、全力を挙げて衝突ぶつかってみた。暗い鍵穴を覗いてみた。……なおも引続いて聞こえて来る執念深い物音と、
絶え絶えになりかけている叫び声に、痺しびれ上るほど脅おびやかされながら……窓の格子を両手で掴んで力一パイゆすぶってみた。
やっと下の方の片隅だけ引歪ひきゆがめる事が出来たが、それ以上は人間の力で引抜けそうになかった。
 私はガッカリして部屋の真中に引返して来た。ガタガタ慄ふるえながらモウ一度、部屋の隅々を見まわした。
 私はイッタイ人間世界に居るのであろうか……それとも私はツイ今しがたから幽瞑あのよの世界に来て、何かの責苦せめくを受けているのではあるまいか。




13: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:50:58.66 ID:WuU0hpN+0.net
いや〜キツいっす




14: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:51:32.82 ID:4YUI/21o0.net
映画凄い分かりやすくて面白いよな
枝雀が存在感ある




15: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:51:53.54 ID:TZC/vw4p0.net
怒涛のオノマトペラッシュ




16: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:51:54.77 ID:OvS6nTC+d.net
設定はなろうとそんな変わらんよな
超美少女の許嫁って




18: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:52:51.97 ID:TGOSIsbr0.net
>>16
世界観が全然違うやろ
俺tueeeeeもないし




24: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:54:09.45 ID:OvS6nTC+d.net
>>18
たしかに

これパクってなろうにのせたら人気でえへんかな




17: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:52:02.65 ID:xGW4r+9Ur.net
こいつは長編はgdるから短編がおもろいで




19: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:52:56.15 ID:V232seJnp.net
ドグマグみんな読んでるんか




22: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:53:48.43 ID:hlgbuyQRa.net
どちらかというと戯言シリーズに近い何かを感じる




23: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:53:48.97 ID:zhor1WHY0.net
面白いとは思うけど読んだ後の後味が最悪



25: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:54:12.28 ID:85mKAAh/0.net

上巻で挫折したわ
頭おかしくなりそうになる




29: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:54:57.03 ID:0pZv8gYkp.net
内容がスッと入ってこないゾ...




32: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:55:37.93 ID:QlepFll5a.net
若林とか言う畜生




33: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:55:47.03 ID:fk3+DlqG0.net
なんちゅう読みにくさや




36: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:57:00.19 ID:aJaPw9D20.net
あたまおかしなるで




38: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:57:10.09 ID:yBAJnLsqd.net
もう一回読み返したいけど読み返したくない




39: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:57:33.26 ID:TGOSIsbr0.net
いや文章量が多いだけで文体はかなり読みやすいやろ




40: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:57:43.08 ID:buFXjgdcr.net
映画版簡略化しすぎ




41: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:58:02.23 ID:yJjTXTm00.net
大正時代やぞ




45: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:58:52.44 ID:wDm3W49k0.net
ドグラマグラのすごいところは
当時まだ発表されて間もないフロイトの学説をテーマにしているところ
あれをただのガイジ小説と捉える奴の学のなさ




46: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:59:01.86 ID:9Zd74LKR0.net
これ100頁で断念したけどお兄様お兄様言う女の子可愛いと思ったな




47: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:59:03.62 ID:yEgQnMDJ0.net
日本三大奇書って誰が決めたんや




50: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 11:59:34.19 ID:QaHTPVXHd.net
序盤で主治医が地の文もなしに数十ページに渡って自分語り始めた辺りで挫折したゾ




51: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 12:00:39.46 ID:yJjTXTm00.net
早く犬神博士を青空文庫に載せろ




52: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 12:01:15.28 ID:AMdiPiz8K.net
上巻の終わりの若林先生のシーンが圧倒的に凄いんやけど他はまあ、うん
まあ好きな小説やで
チャカポコ音頭でギブアップする奴多いからあそこは飛ばしてええ




53: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 12:01:31.75 ID:9Zd74LKR0.net
青空文庫が電子辞書に入ってたから高校のときずっと授業中よんどったわ




55: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2016/10/28(金) 12:01:48.59 ID:0pZv8gYkp.net
センター試験の論説文に似てる





  


この記事へのコメント

1.  Posted by  名無しクオリティ   投稿日:2016年10月29日 05:08

なろう作家に何をもとめてるんですかねぇ。

2.  Posted by  名無し   投稿日:2016年10月29日 05:34

最初のレスでそうかと思ったらそうだった

3.  Posted by  名無しクオリティ   投稿日:2016年10月29日 05:53

あれはただのガイジ小説

4.  Posted by  名無しクオリティ   投稿日:2016年10月29日 06:08

面白い描写だとは思うけど内容は入ってこない

5.  Posted by  名無しクオリティ   投稿日:2016年10月29日 06:27

正直少女地獄のが好き

6.  Posted by  名無しクオリティ   投稿日:2016年10月29日 06:34

チャカポコがかなりキツイ。
必死で食らいつくようにして読んだが全然頭に入ってこん。
あの辺りで頭やられるような気がする。

7.  Posted by  名無し   投稿日:2016年10月29日 06:56

長すぎ

8.  Posted by  名無し   投稿日:2016年10月29日 07:20

スレタイでドクラマグラだと思ったらドクラマグラだった。
青空からの転載かな?

9.  Posted by  名無し   投稿日:2016年10月29日 07:39

チャカポコチャカポコ

10.  Posted by  名無し   投稿日:2016年10月29日 07:49

チャカポコでギブアップした

11.  Posted by  名無しクオリティ   投稿日:2016年10月29日 07:51

なろう作家って同人みたいなもんだろ
玉石混合なんだから出来の悪い作品あって当たり前なんだがな

12.  Posted by  名無し   投稿日:2016年10月29日 08:07

ドグラ・マグラかぁ。懐かしいなあ。中二病の流れで読んで挫折したっけ。

13.  Posted by  名無し   投稿日:2016年10月29日 09:23

やっぱなろう擁護する奴ってガチガイジなんやな
ドグラマグラの話ししてるのに何でなろう小説の擁護始めてんだ

14.  Posted by  名無しクオリティ   投稿日:2016年10月29日 09:51

なろうじゃTUEEEE!じゃないと受けないよ
しかも、殆どが異世界ファンタジーだし
こういうのが好きなら、雑誌社へ直に応募して方が良い

15.  Posted by  名無し   投稿日:2016年10月29日 10:24

まあたしかにドグラマグラは中二病をくすぐるところはある

16.  Posted by  名無しクオリティ   投稿日:2016年10月29日 14:14

筋肉少女帯は良いバンド

17.  Posted by  名無しクオリティ   投稿日:2016年10月29日 14:35

おいもチャカポコで挫折したでごわす

コメントの投稿