多少のフェイクは有り
数年前の話になります
当時仲が良かった腐女子4人組で、とある地方の同人誌即売会に参加した
皆あまり同人慣れしていなかったのに若さと勢いにまかせて合同誌をつくった
まあこれが100部刷ったのに10部くらいしか売れなくてww
当時の私はそれなりに絵に自信があったので割と凹んでいた
(今思えばウ〇コですが)
ちなみにこの合同誌のことはもちろん4人の黒歴史化
私は思ったより売れなくて凹んでたけど他の3人は頑張って作った本が売れた喜びに浸ってたようだった
先に言ってしまうけれどその本を買ってくれた10人のうちの一人が出会い厨だった
私だけ話に入れず首を傾げていたら友達の一人(以下A)が「私ちゃんがいない時にコスプレの人が本買ってくれたんだよ」と教えてくれた
※仮にそのコスプレをボカロのカイトとします
友人A「カイトコスの人すごくかっこよかったよね!」
友人B「背が高くて素敵だったね」
友人C「同性愛者の本売ってよかったかな…」
そんな感じで皆楽しそうに盛り上がってその日は終わった
私だけ凹んでいたのもあってなかなか話に入れなかった
↑の「私がいなかった時」とは、私が他のサークルさんの本を買うために自分のスペースから離れていた時という意味です
数日後、私たちのサークル用のメールボックスにメールが届いた。
(4人合同誌の事務的なあれこれはすべて私が担当していた)
合同誌の感想メールだった。
「とても面白かったです!〇〇という話が個人的に最高にツボです!」みたいな内容
私はPCの前でガッツポーズした
すぐに友達3人に報告した
私たちはすぐにお礼のメールを送ることにした。
4人で緊急チャットを開き文面をどうするか相談して、散々相談した挙げ句「ありがとうこれからも頑張ります」的な普通のメールを送った
その際、皆に内緒でサークル代表者として私のペンネームを署名した
これは4人の中で一番絵が描ける(と思い込んでいた)私の図々しい自己アピールだったのだが
これがちょっとした誤解を生むことになる
感想を下さった人からだった
再びテンションが上がる私
そしてその文面にて
「まさか(ペンネーム)様から返事がいただけるとは…実は私、というか僕は先日のイベントでカイトのコスプレをしていた者です^^;」
衝撃の事実発覚
うわー!まじでー!こんなことあるのかー!と興奮のあまり汗だくになる私
直接見てはいないものの2次元しか信じない友人3人がデレデレになるほどのイケメンレイヤー
そんな殿方とメールを交わしているという事実に喪で腐な私は妙にそわそわした
情けない話だけど私はイケメンとメールしているという事実にすっかり舞い上がってしまった
たったそれだけのことで頭の中はお花畑だった。アホスww
本当にアホだと思うけど私はこれは脱喪のチャンスだ!と思ってしまったんだ
そのため、カイトから再び返事がきていたことや送り主がカイトだったことは他の皆に言わなかった
私は皆に内緒でこっそりカイトに返信した。
見てもないのに「コスプレすごくかっこよかったですよ!」と書き「よかったらお友達になりましょう」と送った
↑この一文送るだけですごく勇気が必要だった
次の日またカイトからの返信があった
「腐男子は肩身が狭くてずっと友達が欲しかったんです>_<仲良くしたってください」という内容
私の脳内でエンダアアアアアアアアァァが流れた
生まれて初めてのときめきだった
腐女子だということを負い目に感じていたのに理解してくれる男性がいるということが嬉しくてたまらなかった
この時には顔も知らないカイトに私は惚れていた
萌えメールを交わすうちにカイトは隣の県に住む社会人で3歳年上と判明した。
私が住む市から車で1時間強くらいの距離だったけれど、カイトは「近いですね!今度遊びましょうよ!」と言った
メール交換を初めて約1ヶ月、念願の…ははは初デート!!!私はもう「勝った!」と思った
私は仲良し腐女子4人組の中で一番見た目がイモかった
当時の私はたんぽぽ白鳥をデブにした感じ。服もしまむらの大きいサイズばかり
だが友人ABCは皆そこそこ可愛くてオシャレ。特に友人Aは背の高い堀北真希といった感じで、彼女にそんなつもりはなくても私の容姿コンプレックスをいつも刺激していた
デート()が決まってから私は2万円分化粧品を買ったり髪を茶色に染めてみたり、自分なりに女を磨いた
今思えば痛すぎる…
私は普段一本結びの髪をおだんごにして、普段やらない化粧をして、普段着ないワンピースを着てカイトを待った
(今思えばPTAのおばちゃんみたいな格好だった)
しばらくしてカイトからメールが来た
「駅前のコンビニの駐車場にいます」
私はコンビニにダッシュした
コンビニの駐車場で、背の高い男性が車から降りているのが見えた
カイトだ!と直感的に思った
この時息切れと興奮で心臓がヤバかった
私は男性に「カイトさん!」と声をかけた
男性は「え?」って顔で私を見てなんか首を傾げた風だった
まさか人違い!?と焦ったが「…(私)さん?」と小さい声でカイトが聞いてきた
「ハイ!(私)です!」と鼻息荒くでかい声で返事した
はじめてしっかりカイトを見たが、皆が言った通り超絶イケメンだった
背が高くてスタイルが良く、ほどよく甘いマスクとほのかな香水のかほり…
しかしカイトはなんか不思議そうに首を傾げていたので「どうしました?」と聞いたが「あぁいや…」と濁すばかり
とりあえずファミレスでごはん食べようということになった
普段化粧しないやつが化粧なんてしたらそれこそ事件
微妙な空気の中でファミレスについて、席についたとこでカイトがようやく口を開いた
※わかりにくいので以下私のことは「白鳥」とします
カイト「白鳥さん、ごめんなさい。オレ白鳥さんのこと勘違いしてたわ」
私、意味がわからずポカーン
カイト「イベントの時…スペースにいた女の子が白鳥さんだと思ってた」
私「へ?」
カイト「本を渡す時にコスプレかっこいいですね!って言ってくれた人が白鳥さんだと思ってたんだ。だから今日白鳥さんが来て、イベントの時と違う人が来たかと思って戸惑っちゃって」
私「あ、ああいえ…」
イケメソ「え?(こんなブスいったけ?)」
カイトは「白鳥=コスプレかっこいいですねと言ってくれた女の子」だと思い込んでいたらしい
すみませんそれは友人A(堀北似)です…
私「それはAです」
カイト「そっか、勘違いしてたよ…先程は失礼しました。ごめんなさい」
私「いえいえ勘違いは誰でもありますよ」何故か強気
カイト「とりあえずごはんにしましょうか」
その後はカイトのトークのうまさに助けられ割と和やかに(私はテンションやばかったけど)食事は終わり
好きなジャンルのことでかなり盛り上がったこともあり「次は4人で会いたい」というカイトの申し出を私は快諾してしまう
書きながら自分の痛さに堪えられなくて首切りたくなるわ…
メールではカラオケ行こうとかアニ〇イト行こうとか言っていたけれど「また今度みんなで行こう」ということになり
私は「初デートだしこんなもんか」と納得していた
この時には私はカイトは私の彼氏になるのも時間の問題だなと思い込んでいた
次の日、はじめて友人3人にカイトとメール交換していたことを話した
「エーウッソー!」「早く教えてよ〜!」「なんか最近オシャレしてると思った〜!」
友人3人の反応に私は大いに満足し優越感に浸った
そして鼻高々に「今度はみんなで会おうって言ってたよ」と話した
友人ABCはキャーキャー喜んでいたけど私は内心「カイトさんは私のものだけどね」とか思っていた
ああ自分で書いておきながらこのブス殴りたいわ
次に会う日までの間もカイトとのメールは続いていた
この頃の私はメールにハートマークやキラキラの絵文字をやたら使ったりなりきり口調のメールを送ったりしていた…
(思い返すとタヒにたくなるわ)
皆で会う日は友人Bが急に都合がつかなくなったので、カイトが友人を連れてくることになった。
メンバーは女3男2
また先日の駅前のコンビニで、私は先日と同じ格好で(当時の私の勝負服だった)カイト一行を待った
私は完全に浮かれていた。この時までは…
私「あ、あの車だ!カイトさーん!」
走って車に近づくと助手席の男が爆笑していた。カイトもなんか笑ってたので「どぉしたんですかぁ?」と聞いたら
「白鳥さんこの前と全く同じ格好じゃんwwヒーww走り方も同じだしwwヒーww」←ひき笑い
助手席の男も「ヤバいwwヤバいww」と顔を突っ伏して笑っていた。
しかしカイトはきょとんとした友人AとCを見てすぐ好青年モードに切りかえて二人に挨拶した。
このあたりの対応で私はあれれ?と違和感を感じはじめていた。
ここでの私の言動が痛すぎて殴りたい…気をひきたくて必死だったんだ
私「私カイトさんの隣がいい!」
カイト「男女で向かい合わせに別れようか」無視
私「カイトさん何頼むの〜?」
カイト「食べ物」
カイト「AさんとCさんはドリンクバーつける?」
A「水でいいです」C「私も水で」
私「私はメロンソーダね!」
カイト「ハイ全員水」
この塩対応は私とカイトがうちとけた証だと勝手に解釈していた
私ポジティブすぎる
私「カイトさんあーん」
カイト「」
私「あーん」
全員「」
カイト「…あ、Aちゃんが狙ってる!」
A「いただきっ」パクッ
この時私はA空気嫁クソと思っていた…今思えば二人の素晴らしい連携で場のふいんきが悪くならずに済んだんだよなぁ…
そして私のみ激しく空回ったまま舞台はカラオケに
目覚めてよかったね本当
なんでいい方向にと解釈できるのかwwww
私はいいとこ見せてやる!と気合い充分でメドレー含め5曲を歌い続けた
歌い終わって気付いた
右のソファにはカイトとA、左のソファにはカイトの友達とCが座り、互いに非常にいい感じに盛り上がっているではないか
私はあれ?あれ?なんで?とテンパったけど、まだカイトは私のものだし!と思ってた
バカですね
しかし私はカイトにかまってもらえなくてモヤモヤしていた
その日の夜にメールしたが返事はなかった
と、いうかそれ以降私にカイトからのメールは来なくなった
(今思えば当然だなと…)
八つ当たりだけどAとCにも腹を立てていたので二人にも連絡をとらなかった
それからだいたい1週間後
Bから「カイトさんとAちゃん今度デートするんだってよ」とメールが来た
そこで私はやっと目が覚めた
カイトははじめからAちゃん狙いだったんだ…と
友人Aが堀北似であれば普段からモテてたような気がするけど
女子校だったからモテに縁なかった
すみませんしばらく席を外します
まだちょっとだけ続きがあります
書くの遅くてすまん…吐き出したいのに黒歴史すぎて手が止まるww
私はAに連絡をとった
私「カイトとデートするの?」
A「デートじゃないよ〜。一緒に週末コスイベに行くだけだよ」
私「コスイベ?」
Aによると、先日のカラオケの時にコスプレの話で盛り上がって連絡先を交換したらしい
確かにAはコスプレに興味があっていつか挑戦してみたいと前々から言っていたけど…
A「コスプレイベントに友達と行くからAちゃんもよかったら来てみないかって。大人数で行くからデートとかじゃないよ」
そうは言われてもまだカイトを諦めきれていない私は勝手に腹を立てて一方的にAにキレた
カイトがA狙いだとわかっていたのでそれを阻止したい思いもあったと思う
Aははじめは「そんな言い方よくないよ」と言っていたけどついにキレて「自分がふられたからって私にあたるんじゃねーよ!」と吐き捨てた
図星だったので涙目で電話を切ったwwww
友情オワタww多分恋もオワタww
週末が来るのが憂鬱だった
もう全部吐き出しちゃいなよ
自分がみじめで何も考えたくなかった
でもやっぱり動向が気になって某コスプレ系SNSを漁ってしまった
もはやただのストーカーである
そこでなんだか見覚えある顔を見つけた
あれ…この人
カイトの友人じゃね?
ひょんなことからカラオケに来ていたカイトの友人のアカウントを見つけてしまった
友人一覧にカイトもいたがカイトはあまり日記や写真の更新はしていないようだった
しかし友人はかなり熱心に更新していて、日記もまめに書いていた
その友人の日記の最近画像がコスイベの写真だったのだが
カイトと、友人Aと、友人Cが映っていた。
C!おまえもか!
それからしばらくしてAに「この前はごめんね」とメールした
Aから返事はすぐだった。電話がかかってきた
「こちらこそごめん、今からちょっと会えないか」と言われ、じゃあ仲直りもかねてごはん行こうと言うことに。
約束のファミレスに行くとAとCがいた
私「あれ?Cちゃ…?」
A「白鳥ちゃん本当にごめん!」
C「私からもごめん!」
私「え?…AはわかるけどCはなんで?」
C「私たち、カイト被害者の会なの」
私「は?」
A「この前のコスイベ、最悪だったの!」
C「正確にはアフターがね」
A「白鳥ちゃんの言うことちゃんと聞いておけばよかった!」
C「白鳥ちゃん本当にごめんね!」
私「お、おう…(何があったし)」
Aに取られて終わりかと思った
ヤられはしなかったけど結構ギリギリで回避して逃げ帰ったそうな
Aは「顔にだまされた!エロ河童だった!」ずっと怒っていた
Cに「白鳥ちゃんも危ない目に遭ったんじゃない?」と聞かれたけど
すみません私は無傷ですww
C「あいつになんかされなかった?」
私「私は特に…」
C「隠さなくてもいいから」
私「いや別に…」
C「本当のこと言って」
私「うん…(本当になんもねーんだけどな)」
とにかくカイト達とはもう連絡とらない!と二人は怒っていた
私もその話を聞いた後カイト宛に「しねしねしねしねしねしね…」と書いたメールを送った
結局昨日は落ちてしまいました
あとちょっとだけ続きがあったのでササっと書きます
普通だったらそこで縁も切れて完全終了なんだけど
私は根暗なヲチャー体質なもので、その後もカイト友人のSNSアカウントを定期的にチェックしていた
言い訳するけど、こまめに更新があるから根暗の暇つぶしには丁度よかったんだよね…
そしてある日の日記「今日は某ジャンル合わせでロケやりました!楽しかったぜ!」
そのメンバーの中にカイトとAがいた。
ちょwwおまえら切れてねーじゃんwwww
どういうことなの一体ww
しかしヲチがバレるので聞くに聞けないww
どうせカイトとよろしくやってんだろと思ってた
私も私でチャリで転んで骨折入院したりしてあまり皆と会わなくなった
BとCだけは連絡とりあってたみたいだけど私とAとは次第に疎遠になっていった
そして骨折をきっかけに私はダイエットを始めて(医者に言われた)一年くらいかけて78kg→59kgに減量した
その頃アパレルで働きはじめたこともあって身なりにも気を遣うようになって、見た目はかなり変わったと思う
そのくらいの頃に私はとあるジャンルにドハマリし、萌えのあまり同人活動を再開する
それでもあんなに自信満々だった
その時はオンラインでそれなりに友人もいたので本はそこそこ捌けて、私も成長したわぁ〜充実してるわぁ〜と感慨に耽っていた
イベントもだいぶまったりしてくる14時頃、隣のサークルさんと雑談していたら自ジャンルのコスプレをした男女が近付いてきたので私含めサークル者達は沸き立った
どうやら隣のサークルさんの知人らしく、親しげに会話していた
ん?なんかこの男、見たことあるような…と思ったけど、興奮が勝っていたのでその時はわからなかった
アフターはすっかり仲良くなった隣サークルのお姉さんに誘っていただき、ホイホイついていくことにした
隣サークルさんは「あと3人来るから」と言っていたので連れの3人を待った
しばらくして連れが到着した。女の子が二人と男が一人。
男はコスプレから着替えたカイトだった
蘇る記憶と共に全身の毛穴がガッと開いた
2年前と見た目が変わりすぎていたので気付かないのも無理はないと思う
しかし私は明らかに挙動不審になってしまった
カイト「すみません、男が混ざると話しづらいですよね」
私「いや…まあ…(お前カイトだろお前カイトだろ)」
カイト「安心して下さいね。僕腐男子なんで」
私「(できるかボケ!エロ河童!)」
連れの女の子「大丈夫ですよこいつ同性愛者だし」
私「(嘘こけ!)」
カイト「違うよ〜同性愛者が好きなだけで同性愛者じゃないよ〜」クネッ
私「(うわあ…)」
以前の私だったらカイトのクネッとしたしぐさに萌えていただろうと思う
だが恋の魔法(笑)が解けてからはすべてがあざとく見えてダメだった
私のメアドは以前カイトとメール交換していた時と変わってなかったのでヤバイ!と思ったがカイトは気付いていなかった
アフター中もカイトは積極的に萌え話に織り交ぜて「コスプレやりましょうよ〜」とか「今度飲みましょう」とか言ってた
その日の夜にカイトからメールが来た
「今日はありがとうございました〜〇〇〇には仕事でよく行くので今度ゆっくり飲みにでも行きましょう!」という内容だった
しねクソが!と思った
だけどどうしよう…そういえばAはカイトとどうなったんだろう…
なんだかAのことが気になって駄目元で私はAに電話した
Aはすぐ電話に出た
A「白鳥ちゃん久しぶり〜!元気〜?」
私「うんなんとかね」
A「事故って入院してたんでしょ?大丈夫?」
私「ああまあ…(チャリでコケただけなんだけど)だいぶ前の話だし」
久しぶりだったのにすごく会話が弾んで長電話。盛り上がりすぎてカイトのこと言うの忘れてたww
数日後に居酒屋で会う約束をしたのでその時に聞くことにした
Aと久しぶりに居酒屋へ。Aは私の変貌っぷりに驚いていた
「綺麗になったね〜」と何回も言われて恥ずかしかったけど嬉しかった
このままじゃまた言いそびれそうだと思ったので席に着いてすぐに私は話すことにした
私「Aちゃんさぁ」
A「ん?」
私「カイトさんって覚えてる?」
A「あ、うん…まあ」顔が引き攣った
私「この前私イベント行ったんだけど、カイトがいた」
A「ああ…」
私は先日のイベントでの事を全部話して、飲みに行きましょ〜というメールが来たことまでAに話した
Aはおとなしく話を聞いていた。時々「うわぁ…」と言ってた
私「本当にないわーと思ったよ」
A「うん…引くね」
Aの顔がずっと引き攣っていたのがなんか気になった
A「ていうか…あの。白鳥ちゃん」
私「ん」
A「びっくりすると思うんだけどね」
私「お、おう」
A「私、カイトさんと3ヶ月前まで付き合ってたんだ」
私「」
私「ええええええええええぇ?」
A「もう別れたけど」
私「ううえええええぇ?」
びっくりしすぎてうえええええぇしか言えなかった
Aはお人好しなところがあるので、もう一度会うことにした
仲直りした後はAがカイトにすっかり惚れ込んでしまい、あっと言う間に交際スタート
しばらくは幸せだったらしいがカイトの度重なる浮気が原因で別れた…と
カイトは母性本能をくすぐるダメ男だったのでなかなか別れられなかったらしい
私はもうなんも言えなかった
一時でもなんであんなやつが好きだったんだろうと思うと自分が情けなくなった
Aと全てを打ち明けあった後はお通夜みたいな空気になった
(後にBとCにもバレるんだけどそれはまた別の話)
その日の夜にカイトからのメールに「しねしねしねしねしねしねしねしね…」と書いて昔の私の写メを添付して返信した
その後のカイトのことは知らない
イベントで仲良くなったサークルさんとも結局連絡をとらずFOした
それから地方のイベントには参加していない
色々雑ですみません
というわけで腐男子装った出会い厨に引っ掛かった(けど私は無傷だった)話でした
カイトはAと付き合っている期間中も同人イベントやコスイベで会ったかわいい女の子を漁っていたんだってよ
キャラになりきってしまう性格らしく、カイトが好きな同性愛者カプの相手役のコスをしている女の子をすぐ好きになってしまうらしい
例えばカイトとレンのカプが好きだとしたら、レンコスの女の子にすぐ惚れちゃう…みたいな
なんか、わからなくもないけどめんどくせえな…と思った
勘違いブスの自分もカイトのこと言えないけどねorz
でも最後のしねしねしねはいらなかったんじゃ…w
でもガチ腐男子はそこそこかっこいい奴多い気がする
カイトみたく自分に投影して酔ってるんかな
私もそう思うww多分そうしないと自分の気が済まなかったんだと思いますww
自分では「決まった!」と思ってたけど今考えると完全にやっちゃってますよねww
読んでくれた方ありがとう
BとCにもバレる話も気になるがw
面白かったし>>1が無傷でよかったw
私も腐男子に引っ掛かったことがある
腐趣味を持ってると分かち合える異性なんてまずいないだろうし、それまで喪だったから考えも飛躍するよね
カイトと付き合えると思ってた頃の>>1の心情もわからなくはないw
装ってねーじゃん
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